中級で弾ける、美しく清々しい連弾曲!ドビュッシー ピアノ連弾のための『小組曲』

デュラン社『小組曲』のイメージ連弾
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こんにちは!TeeJayです。一人でピアノを弾くのも楽しいですが、連弾で一緒に音楽を感じながら演奏するのも、独特の楽しさと喜びがありますね。今回は中級で弾ける、美しく清々しい連弾曲、ドビュッシー ピアノ連弾のための『小組曲』をご紹介します。発表会のレパートリーにもおすすめですよ。

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ピアノ連弾のための『小組曲』

デュラン社ドビュッシー小組曲のイメージ
『ドビュッシー 小組曲』(デュラン社)

ドビュッシー ピアノ連弾のための 『小組曲』(Petite Suite)は1888〜1889年頃に作曲された、4曲からなるピアノ連弾のための組曲です。難易度は中級程度。ドビュッシーが独自の作風を確立する前の作品なので、中級の学習者にとっても音楽的に理解しやすく、美しくて清々しい曲調の連弾曲です。

この組曲は、ドビュッシーとデュラン社の御曹司ジャック・デュランによって1889年に初演された当時はあまり高い評価を得られませんでしたが、後にアンリ・ビュッセルにより管弦楽用に編曲されて有名になりました。現在では様々な楽器のための編曲もあり、吹奏楽で演奏したことのある方もいらっしゃると思います。

ピアノ連弾のための『小組曲』の構成

  1. 小舟にて (En Bateau)
    優しい分散和音の上に優雅な旋律がゆったりと流れる美しい曲です。ヴェルレーヌの詩集『艶なる宴』にある同じ主題の詩が元になっていると言われています。
  2. 行列 (Cortège)
    この曲もヴェルレーヌの『艶なる宴』にある詩で、優雅に行進する貴婦人を描いた同名の詩から採られていると言われています。軽やかで楽しい主題が特徴的で、最後は決然と終わります。
  3. メヌエット (Menuet)
    古風なメヌエットの旋律が印象的な曲です。元々フランスの民俗舞踊だったメヌエットを宮廷舞踊に取り入れたのがルイ14世と言われていますが、ルイ14世の出生地でドビュッシーは生まれました。この曲には、ドビュッシーがバンヴィルの詩を元に作曲した歌曲『艶なる宴』の旋律が転用されています。
  4. バレエ (Ballet)
    2/4で後打ちのリズムに乗って、心弾むような楽しい曲調で始まり、中間部はゆったりしたワルツになり、最後は華やかに終わるフィナーレにふさわしい曲です。

収録曲をYouTubeで聴いてみよう!

ドビュッシー『小組曲』(全曲)

(from: lony Katz)

ドビュッシー『小組曲』より 第1曲「小舟にて」と第4曲「バレエ」

(from: tsihpem)

いかがでしたか?とても楽しそうに演奏しているのが印象的ですね。シンプルな美しさの中にドビュッシーの個性が見え隠れする人気の連弾曲『小組曲』をレッスンや発表会でぜひ活用してみてくださいね!

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楽譜はこちらから

デュラン社のドビュッシー全集版から抜粋された信頼できる楽譜!

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ドビュッシーの肖像写真

クロード・アシル・ドビュッシー(Claude Achille Debussy, 1862-1918)は、フランスの作曲家。パリの西に位置する町サン=ジェルマン=アン=レで陶器商を営む家庭の長男として生まれました。詩人ヴェルレーヌの義母にあたるアントワネット・モテ・ド・フルールヴィル夫人(ショパンの弟子とも言われる)に音楽の基礎を学び、10歳でパリ音楽院に入学、当初はピアニストを目指していましたが、やがて作曲の分野で活動するようになりました。音の響きを大切にし、微妙な光や色彩を表現した独特の語法は、20世紀の音楽家に多大な影響を与えました。

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