音の宇宙が広がっていくような壮大さと神秘!『ラウタヴァーラ エチュード集』

ラウタヴァーラのエチュードピアノ練習曲 中級
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こんにちは!TeeJayです。ラウタヴァーラという作曲家をご存知ですか?あまり広く知られていませんが、シベリウス以来最も偉大なフィンランドの作曲家と称されています。今回は、ラウタヴァーラのピアノ作品から壮大で神秘的な響きをもつ「エチュード集」Op.42をご紹介します。

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エイノユハニ・ラウタヴァーラ

ラウタヴァーラのイメージ
エイノユハニ・ラウタヴァーラ

エイノユハニ・ラウタヴァーラ(Einojuhani Rautavaara, 1926-2016)はフィンランドの作曲家です。ヘルシンキに生まれ、オペラ歌手の父親の影響と医者である母親のすすめで幼い頃からピアノに親しんでいましたが、両親の死後、17歳の時に正式にピアノを習い始めました。ヘルシンキ大学でピアノと音楽学を学び、シベリウス音楽院で作曲をメリカントに師事しました。1954年に「われらの時代のレクイエム」で国際的な賞を得たのをきっかけに、シベリウスのすすめでニューヨークのジュリアード音楽院に進み、ヴィンセント・パーシケッティに師事し、タングルウッドでロジャー・セッションズやコープランドのレッスンも受けました。フィンランドに戻ってからはシベリウス・アカデミーで作曲を教えるかたわら、様々なスタイルの作品を世に生み出しました。

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『ラウタヴァーラ エチュード集』

ラウタヴァーラのエチュード
『ラウタヴァーラ エチュード集』(Fennica Gehrman)

1969年に作曲された「エチュード集」Op.42には、ラウタヴァーラの1960年代のスタイルが集約されています。ピアノの音域を広々と使って繰り広げられる音の連なりは、音の空間という宇宙の隅々にまで伸びていくような壮大さと深遠で神秘な力を秘めています。難易度はツェルニー40番〜50番程度です。

*全音楽譜出版社から出ていた楽譜は残念ながら、絶版になってしまいました。Fennica Gehrman社のこちらのページを探してみてください。Fennica Gehrman社からはラウタヴァーラの他の楽譜も出ていますよ。

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収録曲リスト

  1. Terssit(三度)
  2. Septimit(七度)
  3. Tritonukset(三全音) 
  4. Kvartit(四度)
  5. Sekunnit(二度)
  6. Kvintit(五度)

曲の題名は全て音程を表していて、このエチュードの目的はそれぞれの音程の探求です。最初の曲を除いて不協和音が用いられていますが、ラウタヴァーラの作品は他の現代音楽作曲家による難解な作品に比べると分かりやすく、演奏も比較的容易です。

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収録曲をYouTubeで聴いてみよう!

ラウタヴァーラ エチュード集(Op.42)全曲

(from: Cmaj7)

いかがでしたか?音の宇宙が広がっていくようで、聴いていて引き込まれるかっこいいエチュードですね。いつもの練習に加えて少し変わったタイプの曲を弾いてみたい時にぜひ挑戦してみてください!

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楽譜はこちらから

Fennica Gehrman版ラウタヴァーラのエチュードのイメージ

Fennica Gehrman社:『ラウタヴァーラ エチュード集』
https://webshop.fennicagehrman.fi/page/product/etudes-etydit/104917

フィンランドの最も偉大な作曲家と言われるシベリウスの美しいピアノ曲もぜひレパートリーに加えてみてください!

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